「サントリー なっちゃん りんご」の一部商品で、容器が膨張し、香りや味の変化が見られる事例が報告され、販売元のサントリー食品インターナショナルが自主回収を発表しました。
この記事では、自主回収の理由・気付かずに飲んでも大丈夫なのか・健康被害の有無について、わかりやすくまとめます。
なっちゃんりんごが自主回収
【健康被害なし】「なっちゃん」りんご、約5万8000本を自主回収 容器膨張して味に変化https://t.co/nk36U2xNtT
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 13, 2025
サントリーが発表した対象商品は、250mL紙パック飲料で、賞味期限が「26.4.20」と表示され、2段目の製造所固有記号が「+WY」と記載されているもの。微量の酵母が混入したとみられている。 pic.twitter.com/POEXUZnob2
サントリー食品インターナショナルは2025年11月13日、人気飲料「なっちゃん りんご(250ml紙パック)」の一部商品を自主回収すると発表しました。
容器の膨張や香り・味の変化が確認されたため、全国約2,400ケース(約5万8,000本)が対象となっています。
対象商品は、パッケージ裏面に賞味期限「26.4.20」、および製造所固有記号「+WY」が記載されているものです。
該当商品は栃木県の工場で製造され、全国のスーパーやコンビニ、ECサイトなどで販売されていました。
現時点で健康被害の報告はなく、あくまで品質変化の可能性に対する予防措置としての自主回収です。
サントリーでは「万全を期して回収対応を行う」とコメントしています。

人気シリーズだけに驚いた人も多いですが、
健康被害がないことが確認されているのは安心ですね。
なっちゃんりんご自主回収の理由はなぜ?
調査の結果、製造工程で微量の酵母が混入した可能性があると判明しました。
酵母が糖分を分解して発酵し、ガスが発生したことで紙パックが膨張したと見られています。
サントリー食品インターナショナルは「健康被害の報告はないが、万全を期して自主回収する」と説明しています。
対象は栃木県で製造されたロットのみで、製造設備内に微量の常在菌が残っていたことが原因とみられています。

微生物の影響でガスが出て膨らんだ可能性が高いですね。
自然現象の一種ですが、飲料としては安全確認が必要です。
飲んでも大丈夫?健康被害はない?
発酵によるガス膨張は主に風味や見た目の変化にとどまるもので、有害物質が発生するものではありません。
ただし、容器が膨張している商品は開封時に内容物が吹き出す可能性や、風味の変化・異臭があるため、飲まないよう呼びかけられています。
安全を最優先し、該当製品を持っている場合は飲まずに回収へ申し込みましょう。

健康被害は心配しなくて大丈夫ですが、
見た目や匂いが変なら飲まずに返送しましょう。
自主回収の対象商品と見分け方
自主回収の対象商品と見分け方は以下の通りです。

- 商品名:サントリー なっちゃん りんご(250ml紙パック)
- 賞味期限:「26.4.20」(2026年4月20日)
- 製造所固有記号:「+WY」
- 製造地:栃木県の工場
- 販売エリア:全国(スーパー・コンビニ・ECサイト)
- 対象数:約2,400ケース(約58,000本)
対象商品かどうかは、パック裏面の「賞味期限」と「製造記号」を確認してください。
該当していない商品は通常通り飲用可能です。
問い合わせ先・返送方法
自主回収についての問い合わせや回収受付連絡先は以下の通りです。
- サントリー食品インターナショナル 専用フリーダイヤル
- 0120-574-310
- 受付時間:2025年11月13日 9:30〜17:00(平日)
- ※土日祝は11月15日(土)・16日(日)のみ対応
対象商品は飲まずに保管し、上記の専用窓口まで問い合わせて返送・返金手続きを行いましょう。
安全のため、廃棄は避け、公式の回収ルートを利用するのが安心です。
なっちゃんりんご自主回収についてまとめ
今回はなっちゃんりんごの自主回収について解説しました。
今回のまとめは以下の通りです。
- 対象は「なっちゃん りんご」250ml(賞味期限26.4.20、記号+WY)
- 容器膨張と風味変化が確認され、自主回収を実施
- 原因は製造工程で微量の酵母混入の可能性
- 健康被害報告はなし、飲まずに回収へ
- 返送・問い合わせはサントリー専用窓口(0120-574-310)

体調への影響は心配いりませんが、
見た目や香りに違和感がある場合は飲まないのが一番安全です。

