2025年7月、Mrs. GREEN APPLEが横浜で開催した10周年記念ライブが、思わぬ形で騒動になりました。
それは騒音トラブルです。
会場周辺の住民からは「家の中まで音がドンドン響く」といった苦情が続出し、SNSでは「ミセス 騒音」がトレンド入りする事態に。
この記事では、騒音の3つの原因、当日のネットの反応を解説します。
【動画】Mrs.GREENAPPLEのライブが騒音トラブルに!
ミセスの騒音問題。運営は何か言ってるのかな? pic.twitter.com/21jNpTQ8S5
— チュウタ🍀しあわせ届け人🎁 (@chuntada) July 28, 2025
ほんとにうるさくてキレそう
— シバム (@na079630) July 27, 2025
昨日も聞こえてたのに今日風向き完全にこっちだから全部聞こえてる
ミセス好きだけどこのクッソうるさい騒音のせいで嫌いになりそう
事前に聞こえるとか言われてたならいいけどなんもなし。光も激しすぎる
#MrsGREENAPPLE pic.twitter.com/ACKNrsTsQY
2025年7月、Mrs. GREEN APPLEが開催した大型ライブイベントをきっかけに、思わぬ「騒音トラブル」がSNSで大きな話題となりました。
横浜・山下ふ頭で行われたライブが、なぜここまでの騒動に発展したのでしょうか?
まずは、ライブ当日の詳細をチェックしていきましょう。
ライブ開催日・場所をチェック
このライブはMrs. GREEN APPLEのデビュー10周年を記念して行われたもので、過去最大規模の野外ライブイベントでした。
そして演出・動員・規模のどれをとっても特別仕様だったのです。
ライブ概要は以下の通りです。
- 開催日:2025年7月26日(土)・27日(日)
- 会場:横浜・山下ふ頭
- タイトル:「MGA MAGICAL 10YEARS ANNIVERSARY LIVE」
- 総動員数:約10万人(2日間合計)
- 特徴:ドローン1200機を使った演出、大規模な音響設備を使用
- 会場立地:海に突き出した埠頭エリアで開放的な地形
このように、ミセス史上最大級のライブは、ファンにとっては最高のイベントだった一方、後に「騒音問題」となってしまいました。
ミセスの騒音の3つの原因!
理由1:風向き
今回の騒音問題で大きなポイントとなったのが「風向き」です。
実際、当日の横浜〜川崎エリアでは、海から内陸へ向かう風が吹いており、それが音の伝達に拍車をかけたと見られています。
- 山下ふ頭は海に突き出た開放的な立地
- 風が音を運びやすい「海風」だった
- ライブ音源が風に乗って川崎方面まで拡散
- 音がビルなどに反射せず、遠方まで届きやすい構造だった
風向きは日によって変わるため、事前の予測が難しいという課題もあります。
特に野外ライブでは、風向きと音響の関係を見誤ると、今回のようなことが起きてしまうのですね。
理由2:音響機材の設定ミス
風向きと並んで話題になったのが「音響機材の設定ミス」の可能性です。
ライブ会場ではプロの音響スタッフが調整を担当しますが、今回は重低音ばかりが遠方まで響いていたという声が多く寄せられていました。
このことから、音響バランスに偏りがあった可能性が指摘されています。
- 高音よりも低音(ドンドン響く重低音)が強調されていた
- 近隣ではなく“遠く”に音が届いていたという異例の現象
- 屋外ライブにしては明らかに音が抜けすぎていた
- 録音された動画でも「ベース音ばかりが響いている」報告多数
特に「低音域が家の中まで響く」という苦情が多く、これは音響の設定ミスやスピーカーの配置に原因があると見られています。
もちろん、これらは確定情報ではなく、主にSNS上の検証に基づく意見です。
とはいえ、事前リハーサルや音響チェックの重要性をあらためて感じさせる出来事となりましたね。
理由3:会場の立地や構造の影響
音漏れが広範囲に広がった背景には、会場の地形的特徴や構造も大きく関わっていたと考えられます。
今回ライブが行われたのは、横浜港にある「山下ふ頭」。
この場所は海に突き出た開放的なエリアであり、周囲に高い遮蔽物が少ないのが特徴です。
- 海に突き出た地形で音が遮られにくい
- 周囲にビルや住宅が少なく音が直進しやすい
- 地面が硬く、音の反射・拡散が起こりやすい
- 風の影響を受けやすく、音が遠くへ運ばれやすい構造
このような立地は「臨場感のあるライブ演出」ができるというメリットがある一方で、音が予想以上に外へ抜けやすいというデメリットもあります。
つまり、音響の調整や防音対策が不十分だった場合、今回のように「広範囲にわたる騒音トラブル」が発生するリスクが高まるのです。
ミセス騒音騒動に対するネットの反応まとめ
今回のミセスの騒音騒動について、Xではたくさんの投稿がありました。
- クレーム出るだろこれ
- ドンドンと言う重低音だけが、家の中まで聞こえてくるのが、うるさいし、不快なんですよ
- 15km先まで届く重低音のみが2時間も続くのは、音漏れじゃなくて騒音
- 誰か警察に通報してくれないかな…と思ったほどの音なのよ
- ミセス興味ない人間からしたら騒音公害以外の何物でもないわ
川崎なのに横浜のミセスの音が隣の家のベース音くらいの感じでモコモコ聞こえる。風向きとかあるにせよ、クレーム出るだろこれ。知ってる曲来たら分かるのかしら? pic.twitter.com/0k0T6lKVXG
— おヒゲさまだっこ (@takeshit0604) July 26, 2025
ミセスの騒音…
— 🍒たか🐻❄️たか👶 (@utage0423tatak) July 27, 2025
ファンの方々は、野外ライブだから仕方ない、とポストされてますが、違うんですよ。ドンドンと言う重低音だけが、家の中まで聞こえてくるのが、うるさいし、不快なんですよ
ただ音楽が聞こえるとは訳が違うのを理解して欲しい…
これから2時間かぁ…
ミセスだろうが、他のアーティストだろうが、
— Alpha3 (@2bi3ka_) July 27, 2025
15km先まで届く重低音のみが2時間も続くのは、音漏れじゃなくて騒音
ミセスの件、騒音って酷いって人がいるけど、本当に騒音なのよ…
— 乳がんのひと (@6fgzMTaCgy4398) July 26, 2025
重低音だけで曲が聴こえてくるわけではないのです…例えるならば大音量で音楽を聴いている車内から漏れ出るような音…
最初近所の迷惑な人によるものなのかなと思ってて、誰か警察に通報してくれないかな…と思ったほどの音なのよ…
ミセス叩かれててTwitterくんはミセス嫌いだねーって思いながら見に行ったら思ってた500倍まともな批判だった
— 風野千佳 (@Starlily_UNITED) July 27, 2025
そら野外ライブの音漏れとかミセス興味ない人間からしたら騒音公害以外の何物でもないわ
実際に騒音被害に遭った方の投稿を載せました。
このようにかなり酷かったようです。
家の中まで重低音だけが響くって耐えられないくらい辛かったことと思います。
ミセスの騒音騒動に関するQ&A
Q: ミセスのライブ騒音は本当に広範囲に届いていたの?
A: はい。SNS上の証言やYahoo!天気の「みんなの投稿」機能での可視化によって、横浜から川崎方面にかけて音が届いていたことが確認されています。
特に重低音が家の中まで響いたという声が多くありました。
Q: 騒音の原因は何だったの?
A: 主な原因は、風向き、音響機材の設定ミス、そして会場である山下ふ頭の立地特性だと考えられています。
海に面した開放的な場所だったため、音が遠くまで伝わりやすかったようです。
Q: ミセスや運営側は謝罪しているの?
A: 現時点では、公式な謝罪コメントは確認されていません。
ただし、今後のライブ運営に向けて改善策が求められている状況です。
Q: 野外ライブで騒音を防ぐことはできるの?
A: 完全に防ぐのは難しいですが、スピーカーの向きの調整や防音壁の設置、事前の住民通知などでかなりの軽減が可能です。
他のアーティストの事例でも成果が出ています。
Q: ミセスのファンはこの騒動をどう受け止めている?
A: 「仕方ない」と擁護する声もあれば、「今後は配慮してほしい」といった冷静な意見もあります。
SNSでは一部で意見が割れましたが、多くのファンはミセスの音楽活動を前向きに応援しています。
まとめ
今回の記事のポイントを以下にまとめます。
- Mrs. GREEN APPLEの10周年記念ライブが横浜・山下ふ頭で開催された
- ライブ中に川崎エリアまで騒音が届き、SNSで苦情が続出した
- 騒音の原因には風向き、音響設定ミス、会場の地形が関係している
- SNSでは住民の苦情とファンの擁護がぶつかり合う場面もあった
今回の騒動をきっかけに、音楽イベントがより多くの人にとって心地よいものになるような改善が進んでいくことを期待したいですね。