最近、鹿児島県のトカラ列島で群発地震が続いており、「この揺れって大地震の前触れ?」とSNSでも話題になっています。
しかも、ネットでは「2025年7月5日に大災害が起きる」という予言が拡散されています。
地震と予言のタイミングが重なっていることで、「これは何かのサイン?」と不安になる方も多いようです。
今回は、トカラ列島の地震と7月5日の予言の関係について、解説していきます。
トカラ列島で地震が頻発!
〈詳報=更新〉トカラ頻発地震 累計800回超す――震度5弱から一夜、悪石島で震度4を3回観測 気象台「当分の間、強い揺れに注意」〈1日午後10時現在〉(南日本新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/GyagZOzanr
— 猫心🫀🪡 (@shinzogeka) July 1, 2025
トカラ列島では1日も震度1以上の有感地震が午後10時までに110回発生
6月21日からの累計は801回
6月21日以降、700回以上の地震が発生し、そのうち何度かは震度4〜5弱の揺れがあっています。
現地では夜も安心して眠れない日が続いていることでしょう。

トカラってそんなに地震が起きやすい場所なの?
トカラ列島はフィリピン海プレートとユーラシアプレートがぶつかる場所にあるため、もともと地震や火山活動が活発なエリアです。
2021年や2023年にも同じような群発地震が起きていて、今回だけが特別というわけではありません。
とはいえ、これだけ揺れが続けば不安になりますよね。

トカラの地震は自然現象として理解されているものの、連日の揺れが続けば気持ちが落ち着かないのも当然。
事実を知って備えることで、少しでも安心したいですね。
トカラ列島が揺れると大地震が起きるのか?
【解説】うわさ広まる“7月の大地震”“トカラの法則”との関連は? トカラ列島で600回以上の地震 震度4多発#防災・減災 #週刊地震ニュースhttps://t.co/2kilxrMVtT
— 日テレNEWS NNN (@news24ntv) June 30, 2025
SNSなどでは、過去の地震の流れと照らし合わせて、この法則が語られています。
たしかに、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震の前に、トカラで地震が起きていたという事例があります。

じゃあ今回も、またどこかで大地震が起きるの…?
ですが、これはあくまで後付けの関連付けです。
地震の専門家や気象庁は、「トカラ列島の地震と全国の大地震には直接的な因果関係は認められていない」と明言しています。
地震は自然の複雑なメカニズムで起きるものです。
特定の地域の揺れをもとに、他の地域の大地震を予測するのは難しいというのが現実です。

「トカラの法則」はインパクトのある話ですが、根拠がない情報に振り回されては疲れてしまいます。
不安を感じたときほど、正確な情報を確認したいですね。
トカラ列島の地震は7月5日の予言と関係ある?
「7月5日に大災害」予言の作者「何かが起きる日ではない」と軌道修正 新たな著書出版https://t.co/J7vVkAD7yN
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 24, 2025
「7月5日」は「何かが起きる日というわけではない」と軌道修正。また、産経新聞にコメントを寄せ、「高い関心は防災意識が高まっている証拠」などとした。
これは、漫画『私が見た未来』の中で、作者のたつき諒さんが見た夢をもとに描いた内容が元になっています。
夢の中で「2025年7月5日、午前4時18分に海底が破裂し津波が起こる」とされたことから、「現実になるのでは」と不安の声が出ているのです。

まさか、本当にその日に地震がくるの…?
しかし、たつきさん本人は「これはあくまで夢の記録であり、予知ではない」と明言しています。
さらに、気象庁も「特定の日付や時刻に地震を予測することはできない」と繰り返し否定しています。
つまり、現時点でこの予言とトカラ地震に関係があるとは言えません。

夢がきっかけでこんなに話題になっていては不安になりますよね。
でも、今ある情報の多くは噂や想像に基づいたものです。
信じるよりも、どう備えるかを考える方が、今できる現実的な行動かもしれません。
ネットの反応は?
X(旧Twitter)では、さまざまな意見が飛び交っています。
- トカラの法則とかマジ?
- トカラの法則結構本気で心配です
- トカラ列島の地震多すぎて何とかの予言?信じてしまいそう
- 大地震や大津波、大噴火が起きる予兆という科学的根拠はないが、備えは常にしておきましょう。
トカラの法則とかマジ?
— たるたるX®️ (@TARUTARUx) July 1, 2025
トカラの法則結構本気で心配です
— Vector Aronjr. (@Aronjrwx_) July 1, 2025
トカラ列島の地震多すぎて何とかの予言?信じてしまいそう
— 水 (@sturm__cinq5) July 1, 2025
https://t.co/v8EyhgGq36
— (まめたろ) (@tanshio95761) July 1, 2025
トカラ列島群発、この21時代がとんでもないことになってる。
大地震や大津波、大噴火が起きる予兆という科学的根拠のないはないが、備えはしては常にしておきましょう。
不安の声が多い一方で、「備えをしよう」という冷静な声があるのも印象的です。
情報が溢れる今だからこそ、落ち着いて自分の行動を見直すことが大事ですね。
トカラ列島の地震が続く今、やるべき防災準備は?
不安になる情報に触れたときこそ、自分や家族を守る備えをしておきましょう。
- 非常食・水・電池・バッテリーのチェック
- 家族の避難場所・連絡手段の確認
- 家具の固定や飛散防止の見直し
- 地震速報アプリのインストール
「何が起こるか」はわからなくても、「その時どうするか」は今から考えておけます。
小さな備えが、大きな安心につながるはずです。
まとめ
最後に、今回の記事のポイントを整理します。
ポイント | 内容 |
---|---|
トカラ列島の群発地震 | 6月以降で700回以上。震度5弱も発生 |
トカラの法則 | SNSで拡散中だが、科学的な根拠なし |
7月5日の予言 | 漫画が元ネタ。作者・専門家ともに否定 |
SNSの反応 | 不安な声が多数。備える人も増加中 |
不安なときこそ、落ち着いて「今できる備え」をしておくことが、一番の安心につながります。